やりたいことの剪定


 少し前の記事で、ライターとしてのやりたいことについて、つらつらと記していきました。その後、実際に手足と頭を動かしているうちに、「あ、これはこうした方がいいな」とか、「もう少し時期を待ってからの方がいいな」とか、冷静に判断出来るようになってきました。


 それを少しずつ記していきたいと思います。





◎オペラ歌手の皆様の活動を紹介していくメディアを立ち上げ、育成していく

→これは、いましばらく熟成期間を重ねた方がいいという結論に達しました。想いばかりが先走っていましたが、単発的なものではなく、持続して成長させていくためにも、もっと冷静に熟慮を重ねていかなければならないと考えるようになりました。

 私自身も、もっとライターとしての成長が必要です。様々な技術・編集力・運営力を身に着けた上で、時機を待とうと思います。



◎「ヒューマンインタビュー」で、様々なジャンルの方のお話をお伺いしていく

→これを、今年のメインの個人活動に据えてまいります。とてもわくわくしております……!



◎3月末〆切の小説新人賞公募に、作品を提出する

→小説は、書けば書くほど、自身の才能の乏しさを思い知りました。ある一定ラインまではそこそこ器用に書けるのですが、そこから先に突出したものがないのが自分の欠点だということを、いやというほど思い知りました。この「突出したもの」の有無や、踏み込んではいけないと感じている世界の先に踏み込んでいけるかどうかが、職業としての小説家になれるかなれないかの境目だということを、吐きそうになりながら思い知りました。

 おそらく「踏み込んではいけないと感じている世界」の先に踏み込むと、日常生活に支障をきたしてしまうのを感じます。そのため、自分自身を守るためにも、今は引き返そうと決めました。今の私には、ここから先に踏み込む勇気を持つことが出来ませんでした。臆病者です。でも、書いたものを反故にしてしまうのはもったいないので、新しくサイトを作って、安全圏内の中で完結させて、自身のコンテンツの一つとして保管することにします。



◎マーケティングをもっと学んで、企業様の中長期的な広報戦略を策定・実践していく

→これも、今年の中心的な活動のひとつに据えたいです。ただ、訂正するとするならば、「マーケティング」というよりも、「ブランディング」ならびに「広報」を主要要素としようと考えています。そして、お仕事を請け負っている企業様のお役に立っていきたいです。

 企業様のお役に立っていく上で、自分の強みを見直した時に浮かび上がってきたものが、「ブランディング」と「広報」でした。いずれ、中小企業診断士の資格を取れたとしても、「ブランディング」と「広報」を通じて、皆様のお役に立っていきたいという、これまでよりも粒度の細かいビジョンを抱けるようになりました。



◎今年の中小企業診断士の1次試験を、ためしに受けてみる

→これも大きな目標ですね! まずは、自身の立ち位置を知ることが大事。何がわかって、何がわからないのか、どこが得意分野で、どこが不得意分野なのか、それをしっかり理解するためにも、夏までしっかり勉強していきます。




 こんな具合です。やりたいことを、ばっさりと剪定しました。


 その結果として、


◎ヒューマンインタビュー

◎ブランディング、広報

◎中小企業診断士


 この3つに絞っていくことが出来ました。2021年はこの3つを、ゆっくり育てていく一年にしようと思います。


 こうして見返してみると、どうやら焦っていたようです。あと、自分以外のものにならなければいけないという強迫観念がありました。どうしてこんなにも焦っていたのでしょうね。



 自分にとって一番大事なのは、まあるく生きて、まあるく暮らすこと。もっと大きな心持ちで2021年を生きていきたいです。






藤野沙優 Official Web Site

まあるく、生きる。 まあるく、暮らす。