月光荘の8B芯鉛筆とウス点スケッチブック

こないだ、「月光荘の8B芯鉛筆とウス点スケッチブックがほしい…」と思い立って、

とことこ歩いて月光荘まで行きました。

銀座8丁目の花椿通りにある画材店、月光荘

学生の頃から、ここの雰囲気がとても好きで、

なにかあると立ち寄ってます。


月光荘はオンラインショップもあるので、

PC越しにぽちっとやればすぐに手に入るのですが、

お店の雰囲気が好きで、ついつい足を運んでしまいます。

8B芯鉛筆は、長さ5cmくらいのクレヨンみたいな鉛筆。

周りの木の部分がなくて、クーピーみたいに全部が芯で出来ています。


スエードの革カバーがついたタイプを買いました。

こんな風に、とても柔らかい線が書けます。


手の感触がそのままあらわれるので、より直感的に書けていく感じ。

そうそう、この感覚を求めていたの…と、にんまり嬉しくなりました。


下に敷いているのが、2Fサイズのウス点スケッチブック

もともと、松下幸之助さんのご要望に応えて作られたものだそうです。

1cm間隔で、薄い水色の点が入っています。


この組み合わせで、あたらしく歌ノートを書き始めました。

8Bの芯鉛筆は、感覚を整理しながら図を書いていくのに気持ちよくて、

自分が体をどういう風なイメージで使っているかがクリアになっていきます。


書いているうちに、書いたものが感覚を助けてくれることもあるので、

ふむふむ、なるほどなあ、と思いながらスケッチブックに向かっています。


文房具は、感覚を研ぎ澄ませてくれる大事な仕事道具。

この子たちといっしょに、どんな鉱脈を掘り当てていけるか、

とても楽しみです。




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