あたらしい、「らしさ」へ
このところ、新しい段階に入ったような感覚が続いています。歌も、内面も、人生も。
今までの思考法ではコントロールが効かなくなっているのを感じます。でも今の状態の制御感覚はとても精密で、繊細で、これまでよりもいいパフォーマンスを出来ている感覚も、同時に感じています。
歌のことに限って言えば、ドラマティコ・ダジリタになる!というふわふわした夢が、現実のものに近付いてきているのかしらという気がします。フィオリトゥーラの技術が驚くべきものではなくて、普通の感覚に近付いてきました。
また、5月からプロジェクトとして進めていたドラマティコとしてのレパートリーの新規開拓も、少しずつ目鼻立ちがついてきました。そして、新たな目標も見えてきました。
どこまで、自分が出来るのか、試してみたい。そう、思っています。
限定して育てようとしていたレパートリーも、もっと広く考えてもいいのかもしれない…とも思います。昔から歌いたかったメデアや、ヴェスタの巫女なども、しっかり勉強していきたいのです。また、ノルマやアビガイッレ、レディ・マクベスや清教徒のエルヴィーラなども歌えるようになっていきたいのです。
つまるところ、自分が規定した枠に、自分をはめようとするのが、窮屈になってきたのです。もっと、枠をこえていきたい。こうあるべきという雛形をこえて、自分の歌を求めていきたい。その方が、圧倒的に面白いぞ…と気付いたのです。
いくつになっても、新しい冒険を続けていきたいのです。わくわくするから!
生きているかぎり、毎日が冒険ですね。わくわくしながら、明日を迎えていきたいです。
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